韓国語の先生になりたい人のための韓国語の教え方

アンニョンハセヨ！
「韓国語教師になりたい」を叶えるけいこ先生です。

韓国語の先生を目指すあなた、
「早く会話ができるようになってほしい！」と思って、
つい会話中心のレッスンをしたくなること、ありませんか？

でも実は——
基礎がしっかりしていないと、会話は伸びません。

基礎文法や表現を「理解して、使える」ようになるためには、やはり教材を使って進めるレッスンがいちばん効率的なんです。

教材を使ったレッスンが「生徒の力」を最大限に引き出す理由を解説します。

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教材レッスンのメリットとは？

教材を使うと、先生にも生徒さんにも明確な「ゴール」ができます。

「最後までやりきりたい！」というモチベーションが生まれるし、先生も毎回の授業で迷わず、レッスンの軸をもって進められます。

ただし、気をつけたいのはここから。

教材に書かれた説明をそのまま読んで、生徒さんと一緒に解くだけの授業は——

独学と同じです。

生徒さんは「先生から習ってよかった！」と思えません。
せっかくお金と時間をかけて来てくれるのですから、
記憶に残るレッスンにすることが大切です。

記憶に残る教材レッスンの進め方

では、どうすれば「意味のある教材レッスン」になるのでしょうか？
実際の授業の流れを具体的に見てみましょう。

① まずは文字を見ながら、口頭で解かせる。
　どのように活用変化するのか、ここでは「理解」することに焦点を当てます。

② 次に、同じ問題を文字を見ずに日本語で質問し、韓国語で答えさせる。
　「理解」から「運用」へ。これが会話力につながるステップです。

③ 宿題では、授業中に解いた部分を“書く練習”に。
　その後は、覚えるくらいまで繰り返し口に出して練習！定着を図ります。

④ 次回の授業で、再び文字を見ずに質問。
　前回の内容が定着しているかを確認します。

この流れを丁寧に繰り返すことで、
「わかったつもり」から「使える韓国語」へと変わっていきます。

教材は「教えるための道具」であり、「学びを深めるきっかけ」

教材は、単に“進めるもの”ではなく、生徒さんの成長を引き出すツールです。

先生の教え方次第で、生徒さんの記憶に残る学び方に変わります。

そしてその積み重ねが、「この先生に習ってよかった！」という信頼と、「効率の良い最短での上達」につながります。

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最後に

韓国語の先生を目指すあなた、「ただ教える」から、「記憶に残るレッスン」へ。

その一歩が、あなたの授業を大きく変えてくれます。